初めての転職エージェントとの面談は人生相談のようでした。働くママの転職活動
転職エージェントなるものを知った転職ママ。前回の記事はこちら。
ついに転職エージェントとの面談をすることになりました。
転職サービスを利用した転職の流れは、こうなっています。
登録→キャリア面談(キャリアカウンセリング)→求人情報の提供→企業へ応募
→面接→内定・入社
求人サイトと違って、登録するとまず転職エージェントとキャリア面談をすることになります。これが、働くママの時間的・精神的ハードルになるのかなと思います。私も最初は緊張しましたし、ちょっと面倒だなとも思いました。
しかし、このエージェントとの面談は、今後のキャリアを考える上で重要かつ有益でした。
まずはウェブ上で登録
氏名・生年月日・住所などの基本情報。
最終学歴、勤務している会社名と在籍期間、職務内容。
現在の年収、希望年収、希望勤務地なども入力します。
キャリア面談の日程調整
登録を済ませると翌々日に電話が掛かってきました。
エージェントとの面談をする日を決めます。次の週の土曜日の午前中を設定してもらいました。
キャリア面談へ
担当者は私と同じ世代の男性でした。
話の流れは、
『これまでの経験、キャリアの整理→将来についてどう考えているか→転職の時期や他のライフイベントも含めた人生設計→応募書類(履歴書・職務経歴書)作成のアドバイス』
と進みます。時間は全部で2時間ほど。
人によるのかもしれませんが、私の場合、今後の人生や仕事の選び方も決まった軸がなかったため、半分ほどが『将来についてどう考えているか』の部分でした。
伝えたこと
子供がいることはどう考えても転職に有利にはならないから、最初は言わないでおこうかなと迷いました。
でも、後出しじゃんけんになっても印象悪いので、結婚していて子供がいることを伝えました。
また、これまで時短勤務をしておらず、これからも正社員でしっかり働きたい、ただ残業や休日出勤は難しい、というアピールと制限の部分も正直に話します。
エージェントは、話を聞きながら手元のフォーマットにいろいろ書き記していきます。
これをおそらくデータ入力して私の希望や条件を登録するのでしょう。
印象に残っている話
いろいろ話をしていくうちに人生相談というか、これまでの会社人生の総括のようになってきました。
いろいろメモを取った内容を箇条書きにしてみます。
- 私のスキルを整理。資格などはなくても、どんなことに注力してきたか
- 女性活用の機運が高まっているので、子育て中のママでも求人は多い。ただ条件が多すぎると厳しい(というか、子育てしていない他の応募者がいた場合は負ける)
- 転職早々に時短勤務を希望すると、求人の選択肢が狭まる可能性があるのでできればフルタイムで頑張ることをおすすめする
- 今のスキルや経験を活かすとなると同じような仕事になってしまう。これから未経験の仕事を希望するのは厳しいかもしれない、年収がかなり落ちることを覚悟する
- これまでの仕事内容を活かすというより、「産後も復帰してキャリアを積んできている」という点を評価する求人を探しましょう
- 長く働くことを前提に、あなたが何をしたいのか、何が譲れない条件なのかをもう一度考えておく
得たもの
共働きで子育てしているママの価値が転職市場で思ったより高かったことが、私の中でおおきな収穫でした。
また、転職エージェントに発見してもらえた強みもあります。
大企業の技術職でこれまで男性の中で同じように働き、プロジェクトも任され、昇進もしているところは経歴として使えるとのこと。
育休から復職する前に独学で勉強したプログラミングも評価されるようです。
プログラミングが出来ることではなく、育休の間に、仕事で役立つことを勉強をして、それが実際に仕事に活かせた点です。