働くママが転職をしたいと思うようになったもう一つの理由:子供のこと
転職をしたいと思った仕事上の理由は、前の記事で説明した通りです。
しかし、もう一つありました。
それは、娘のことです。
ママと離れて保育園に通う娘の頑張り
娘は毎日頑張って保育園に通っていました。
他のお友達が入園2週間くらいですぐに慣れてケロッと楽しく遊んでいたのに対し、娘は朝の保育園で泣かずに私とお別れできるまでに2か月かかりました。
娘は涙をこらえて、あるいは大泣きして、またある時は目を合わせずにバイバイします。
こちらも涙をこらえて笑顔をむりやり作り「お迎えに来るね!」と保育園を後にしますが、内心は心臓が引き裂かれそうなくらいツラい。
やっと笑顔で自分から離れてくれた時には、それはそれで感動して泣きそうになっていました。私、泣きすぎ。
ですが、週末をはさんで月曜になると、やっぱり離れ難くなるようで、それが繰り返されていました。
夫が海外に単身赴任しており、たまに帰国してはまた離れる、という生活。
そんな中、娘も『別れ』に対してかなりナーバスになっていたのかも知れません。
あの小さい体で、相当な負担を感じていたのではないだろうか。。。
自分が仕事を頑張れていないという罪悪感
毎朝娘の頑張りを見るたびに、落ち込む自分がいました。
というのも、娘が頑張って保育園で過ごしてくれている間、私は仕事を頑張っていなかったから。
毎日職場に通っては、やりがいを感じられず、新しい技術を学ぶ頭も回らず、一人で勝手に気疲れして、頑張れなくなっていたのです。
娘や夫と笑顔で毎日を過ごすために働いているのに、私が働いているせいで、自分も娘も笑顔になれないなんて、本末転倒もいいところ。
自分が頑張れない仕事に向かうために娘に無理をさせてしまっていることが、娘に対して申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
何のために子供を預けて仕事に向かうのか
私がスムーズに復職できるように体制を整えてくれていた職場からしたら、迷惑以外の何物でもない、私の仕事に対する意欲のなさ。
どうしても頑張れない申し訳なさと、職場に100%のパフォーマンスを提供できないふがいなさ、
そして私より何倍も小さい体で私の何十倍も頑張ってくれている娘に対する罪悪感。
これらを断ち切るには、職場を変えるしかないと思いました。
転職を考え始めたのは、職場と子供、両方の要因があったのです。